ハレサレポート

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上達の「途中」が消えていく

最近フレンドからある話を聞きました。

「レグナード(強さⅡ)にパラディン初挑戦フレと一緒に行って、打ちのめされた。」

というような内容でしたね。

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いきなりレグナードでパラディンデビューなんて無茶だよと思いましたが…、
考えてみるといまのドラクエ10では起こるべくして起こっている現象なんですよね。

一番基本的な戦法?

以前の超DQXTVでの放送の中で、聖守護者のコンセプトを安西Dが語ったことがあります。

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常闇の聖戦が一番最初レグナードで、あれはドラクエ10の一番基本的な戦法である、パラディンが前で止めて後ろから魔法使いが撃つ。 っていう移動干渉戦法。っていうのをどうやったら面白くなるかていうので磨き込んだんですね。 今回新しくなるということによって、それをもう一段上に上げようっていう風に考えたのが今回の戦いです。

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移動干渉(壁役を利用する戦い方)をドラクエ10の「一番の基本」といっています。
確かに昔は、そういってもいい環境でした。

ですが、最近ではとても基本とはいえない感じになって来ています。

ステップアップがあった

移動干渉戦法の代表である、パラ構成の今と昔を考えてみましょう。

以前はアクセサリーを強化などのために、パーティを組んでパラ構成で戦うという機会も多くありました。

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敵の強さも色々なので、弱めのボスから入門し、自然に上達しながらより上位のボスにも挑めるようになっていくという過程がありました。

いまは駆け抜けるだけ

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いま新しくドラクエ10を始めた人には、このような過程はありません。

多くの場合、これらのボスのアクセサリーは、サポのみとかお手伝いと一緒になどで移動干渉とは無縁に通り過ぎます。

古いボスだけでなく、比較的新しいボスでもそうです。

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「コインボスは誰でも勝てるようにする」という方針が強化されたので、最近のボスでは移動干渉 を覚える必要はなくなってきました。

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重要なボスの中では、牙王ゴースネルが最後の砦的なポジションで残っていましたが、プチゴースネルの登場でこれもほぼ終了となりました。

こうして、かつての「基本」を身につけて上達する場はなくなりました。

冒頭の例のように、それまで不要だったのに、いきなりハイエンドバトルでは要求されるということになります。

プレイヤーの溝を深める

パラ構成に限らず、移動干渉はタゲ判断や壁更新などドラクエ10のバトルでは重要な要素で、面白さのポイントにもなっています。やはり本来は「一番の基本」であるべきなんですね。

ですが最近では、見てきたように普通に遊ぶだけではその基本を身につける機会が少なくなっています。
だんだん上手くなっていく楽しさが薄くなりますし、なにより良くないのはプレイヤー層の分断に繋がります。
もっと手ごわい敵と戦いたいという人と、そんなものは必要ないという人の溝が深まるでしょう。

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そうなると、さらに開発は緩和&ミニゲーム連発とハイエンドの高難易度化、という両極端へ向かうことになります。

入門者から熟練者へのステップアップの道筋みたいなものをもうすこし考えてほしいと思っています。