ハレサレポート

ドラクエ10を攻略したり考察したりするブログです。

マルチプレイコンテンツについて考える

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現在の開発運営体制になってから、公表されている方針はこうなっています。

このうち、今回はマルチプレイコンテンツを強化します。について考えてみたいと思います。

マルチプレイコンテンツは成功したか

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バージョン4から拡充しているというマルチプレイコンテンツは、「防衛軍」「聖守護者」「ミニゲーム」のようです。最近追加されたものだとバトルトリニティもそうでしょう。

さてこれらのコンテンツで、マルチプレイが楽しみやすいドラクエ10になったでしょうか?

もちろん、好みに合って満足という人も多くいるでしょうが、プレイヤー全体からみてどれほどマルチプレイの楽しみを増やせたのかは疑問もあります。

高速周回とオートマの差がありすぎる

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固定が有利すぎる

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最近よく見かける意見に、固定が有利すぎるというものがあります。

固定というのはより「マルチプレイ」に近く、オートマッチングはほとんど「ソロ」に近いものです。

マルチプレイの促進にはむしろ反発も多くあるのがあるのが見て取れます。
今のマルチプレイが多数の人にとってハードルが高く、ソロと固定が分断されてしまっているのでしょう。

オンラインゲームの一番の魅力はマルチプレイにあるはずなのですが、どうしてこうなってしまうのでしょうか。

責任の軽いポジションの重要さ

まず私が感じるのは、コンテンツに責任の軽い役割というものが不足しているということです。
最近のコンテンツでは、攻略に参加する全員に同程度の習熟度が求められます。

例えば、防衛軍でも聖守護者でもバトルトリニティでも、理解していない人が参加すればそれだけ成功は遠のきます。
コンテンツの成功に対して、責任の軽いポジションというものがないんですね。
そうするとどうなるか?というと、成功するには「選別」や「排除」が重要になります。

「理解者のみ」「要予習」「~必須」

いきなりこういうハードルがあると、マルチプレイの輪は広がりにくいでしょう。
最近のコンテンツの過度のアクション化も、適性のある人の幅を狭めるので良くないと思っています。

責任の軽い立場での参加枠が多くあり、そういう人でもいた方が良い。という作りのコンテンツが望ましいと思っています。

例えば、タロット魔人では占い師で参加すること自体が最低限の貢献になります。戦力になるに越したことはないですが、一人で行くよりは誰であろうが組んだ方が得です。このような構造がより広くあるといいのではないでしょうか。

まとめ役が報われる制度

マルチプレイが発展するには、集団をまとめる役割の人が必要です。コンテンツ攻略においても責任の重い重要な役割を担ったりすることになるでしょう。

こういうことにはそれなりの行動力を必要とします。当人にそうする動機がなければなかなかできることではありません。
ゲームにおいて動機にもっとも影響を与えるのは報酬ですから、まとめ役になる人がいなくならないように報酬を設定することも大事でしょう。

これにはコンテンツの報酬にも階層があることが有効だと私は思っています。
全員同じという報酬形態は、「勝ち抜け」を促してマルチプレイを短命化させます。

まとめ役向きに長期の活動が必要な魅力の高い報酬。参加者向きに通常の報酬というような階層があった方が良いと思っています。

「棲み分け」よりも「協力」

よく見かける意見に、プレイヤー層を分類して「棲み分け」をするのが良いのだというものがありますが、私はこの種の意見には賛成しない立場です。

私が重要だと考えているのは、一部の人が持っている活力を人と人との繋がりがより多く生まれる方向へ活かすべきだということです。
棲み分けでは多数の「バラバラ」とごく少数の「精鋭集団」に分かれ、衰退していくでしょう。

MMORPGですから、もっとも根本にある魅力は、「協力」による成長だと私は思っています。

ドラクエ10が発展していくために必要なのは、少数精鋭の優遇でも過度の平等化でもなく、より多くの人がマルチプレイの楽しさを感じられるように、人と人との繋がりが生まれやすくなるコンテンツや報酬の構造を考えることではないでしょうか。

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そういう意味で、割といい施策になっていると思うのはプレイヤーイベントの支援ですが、これはあくまでも脇道。

MMORPGとしての本筋の部分での、マルチプレイが欲しいですね。

マルチプレイのハードルを下げる構造がもっとあると、より多くの人が他人と遊ぶ機会が増え、ゲーム世界の活気と発展につながっていくのではないかなと思っています。